蒸し暑い1日でした。
なかなかまだ
踏ん切りつかない部分も持ちながら
りんの四十九日も過ぎ
部屋もそのまま。
相変わらず、りんが居た場所の横に
布団をひいて寝ている私。
重い腰をあげ
部屋のわん達のお布団を
洗い、ソファーも移動させたり
カバーを全部はぐって洗い
片付けをしました。

はぁー疲れた!と
ゴロンと横になった場所は
いつもりんが寝ていた場所
左手をみると

窓に青々とした桜の木がみえる。
右手をみると

いつも私達が座り、食事をしたり
新聞を読んだり、お喋りしたり
寛いでいるダイニングテーブルが見える。
目に入る景色
なんだか急に涙が溢れる
りんは、この景色を
1年8ヶ月見続けてきたんだな。
どんな思いでいたのだろう
何を考えていたのだろう。
つまらなかっただろうな。
動けなくて切なかっただろうな。

この16年が走馬灯の様に蘇る。
けして順風満帆ではなかった日々
夫の会社の倒産、リストラ、失業。
私の入院、手術。
義母の急死。家族の精神疾患の発病。
母もダブルワークで働かざるを得なくなり
長い時間のお留守番も虐げてきた。
生活が落ち着くまでに
何年も何年もかかった。
あぁーやっと、母さんもダブルワークしなくても
もう大丈夫、やっとお三方との時間が
ゆっくりとれる
ゆっくり世話してあげられる
そう思い、気付いた時には
お三方はすっかりシニア
お散歩の歩調がゆっくり
たまにつまずき、転ぶ事も。
ごめんね
そんな気持ちでいっぱいだった。
老いてく姿に涙したけど
でも、お三方と一緒の時間
沢山とれる事ができて
嬉しかった。
幸せだった。
有り難い思いでいっぱいだった。
精一杯尽くそう
過ぎた時間は巻き戻せない
この仔達の残された時間
自分の全ての時間を費やしても
そばに居ようと思った。
自己満足だったのだろうけど。
りんとれんとるんの居ない
この空間。
母さんにはまだまだ慣れなくて
たまにしんどくなる。
もう泣かないって決めたのに
ごめんね、りん。
ごめんね、れん。
ごめんね、るん。
やっぱり母さん寂しいよ。
今日もご訪問ありがとう

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